2011年8月31日水曜日

柏の現在

1ヶ月ぶりに柏を訪れたが、相変わらず放射線量は前と変わらず。

自分の部屋は2階なのだが、初めてガイガーカウンターで計測した時の平均値はおよそ0.25μSv/h
先週末の値が、0.15μSv/hまで下がった。

この理由は二つほど考えられる。

ひとつは、引越しをした際に部屋の中をこまめに掃除したこと。
もうひとつ考えられるのは、柏を襲った何度かの大雨で天井の雨樋などが除染されたからではないだろうか。

ただ、家の前の側溝付近の値は0.8~1.0μSv/h
茂みの値は0.46μSv/h

1ヶ月ではまったく下がらない。

http://radioactivity.mext.go.jp/ja/5000/2011/08/5000_082214_1.pdf

文部科学省による千葉県の航空機モニタリング予定は9・10月となっている。

今後この結果に注目。

2011年7月30日土曜日

大宮へ脱ホットスポット

引越し先が決定。

結論から言うと大宮。
1ヶ月半に渡り週末は各地を調査し、引越し先の空間線量をガイガーカウンターで計測してきたがようやく決まった。


大宮を選択した理由をいくつか列挙。

1.大宮の放射線量は0.07μSv/hであること(これは柏の6分の1~4分の1)
2.都内の職場まで京浜東北線に座って通勤出来る(始発駅というのが引越し先として重視)
3.実家の柏まで東武野田線を使うと1時間で帰られること
4.家賃がそれほど高くない

1の放射線量について



都内からおよそ30キロ圏内で赤い円を描いてみたが、さいたま市付近が周囲に比べて放射線量が低いのが分かる。


4の家賃について
http://yachin.homes.co.jp/station_detail/ad11=12/rosen=129/eki=012901045/tk=3/bg=2/
原発事故後、柏の家賃相場が大きく下落している・・・・

http://yachin.homes.co.jp/city_detail/ad11=11/addr1=11103/tk=3/bg=2/
新幹線が停車する駅ということを考えても、1万円の差は目をつぶれるか。

住んでみた感想としては、柏を大きくしたような感じ。
駅から10分ほど離れれば、住環境として十分な場所だと思う。

なぜ大宮?と職場の同僚にも聞かれてしまうが、以上4つの理由が主な理由である。

2011年7月2日土曜日

野田は魅力的であるが

野田の放射線量は低い。

どれだけ低いかというと、隣接する流山とか柏のおよそ3分の1程度である。
週刊現代の7月9日の記事でも同様のことが書かれていた。

本日の放射線量は野田市駅周辺で0・13μSv/h程度。
愛宕駅から七光台、川間とこのあたりも同じ程度かそれ以下であった。
ただ、野田市駅から柏方面は高くなる。


・国・自治体による高さ1m・0.5m計測を中心とした放射線量マップ より

先日6月26日に野田に行ったが、その後も放射線量の変化は無し。

野田には清水公園という公園がある。この公園に入るには駐車場代がかかるため、隣接する野田市の総合公園の散歩をすることにした。

水生植物園には菖蒲が植えられていて、美しい公園である。

29日付けで清水公園園内の放射線量測定結果がHPに掲載されているが、計測結果は地上50cmで0.08~0.09と、自分が持っていった計測器の値とあまり変わらず。

やはり野田の放射線量は低い。


本日、野田の不動産屋を訪れて賃貸マンションに関する情報を聞きにいったが、野田にはマンションが少ないということであった。

川間駅の近くの不動産屋に入って何件か部屋を見て回ったが、若干狭いか。
価格は魅力的5万円前後。線量は0.09~0.1μSv/h。

しかし柏まで東武野田線を使って30分。

これでは都内までの通勤は無理だな。


職場が柏とかならお勧めの土地である。
自然も豊富。大きな公園もある。

なぜ野田の値が低いかは不明だが、つれにはもってこいの土地であったため、また来週訪れることとした。

2011年6月26日日曜日

再び春日部

6月25日、3週間ぶりに春日部の物件探しと線量の確認に訪れる。

前回行った時は0.1μSv/hを下回る箇所が多かったが、今回はなぜか駅前を中心に0.1μSv/hを越えている箇所が多数。

風、もしくは雨で流されてきたのか。

ヨーカドー近くの公園は0.2μSv/h前後


移住計画の候補地として一番の可能性が高かった地域だっただけに、ショック。

春日部市では独自での調査は考えていないようだ。
http://www.city.kasukabe.lg.jp/public/info01.nsf/0/0C903C9717B90DBA49257855000C72EF/

春日部から柏

今日は柏で飲み会。

震災以来始めて飲む友人夫婦との飲み会の話題は最近の夫婦間の話・・・ではなく、やはり柏の放射線量と引越しに関する話題。

0.25μSv/h位の放射線量(自宅寝室の値)なら我々の年齢はまったく影響ないという、心強いお言葉。
さすが理系夫婦。

しかし・・・我々は、そんな簡単に頷けない文系同士。

もっと職場に近い所を探したらと案の定言われました。

駅周辺は毎度のところ0.3前後


値段と健康の折り合いはどこでつけるか?

ここが一番のネックでありますが、僕はそれプラス職場までの通勤時にどれだけ座れる確率が高いかという点がウェートを占めているため、なかなか事が運びません。

2011年6月20日月曜日

柏のホットスポット

柏・流山はいわゆるホットスポットと呼ばれている。
その柏の中であってかなり高い場所があった。

放射線量が高いと言われるのが、草むらなどの藪、雨樋の下とか水の集まるところ、空気の淀む場所などである。

通勤途中の道に普段から側溝のヘドロが掃除されて道端に放置されている場所があるのだが、最近掃除されたヘドロの山が道端に出来ていた。

もしやと思い計測してみると、4μSv/hを超えた。一瞬5.71μSv/hを計測しアラームが鳴ったので驚いた。



このヘドロの塊は今後どうなるのだろうか。
もはや放射性廃棄物だ。

仮に焼却処分されたとすると、その灰は空気中に散らばりまた柏市もしくは周辺の土地へ拡散されていく・・・

2011年6月4日土曜日

脱ホットスポット

柏の放射線量が高い。

そんな噂がネット上で出始めた。

彼女も時を同じくして情報を得ていたようで、柏の葉やあけぼの山公園への散歩は拒否されるようになった。

それは4月上旬からだったか。

東大柏の葉キャンパスの数値が高いという話が出てきた。
岩盤の影響があって東大柏の葉キャンパスの数値は本郷に比べて高いのだという。

また弟が同じことを言い出したのもこの頃であった。

しばらくしたら家にガイガーカウンターが届いた。弟がネットオークションで購入したとのことである。
自宅の部屋の値が0.25μSv/hと聞いたこの時から、住み慣れた柏の町を離れて暮らそうと思った。

丁度一人暮らしを始めようと思っていた事もあり、どうせ引っ越すなら放射線量が低い地域にしようと思い、引越し先を探し始めたのであった。